十人十色
 
何か思ったこと・感じたことがあれば、ご意見お聞かせ下さいませ。
 
今日も命を頂いています。

上手に歩こうとしなければ
上手に笑おうとしなければ
楽しい事は沢山あった。
歩きたい道は道の外でも
大衆の正しさの行列からはぐれても
ここでちゃんと息してる

突然雨がふった日
私は傘が無くて
ひどく焦ったんだ
でも昨日の雨は
嫌な感じがしなかった
冷たい 熱い 痛い 苦しいは
たまに生きてる感覚を
妙にあたえてくれるのが不思議です

忘れていた事
いつも当然のようにここにあったから
ものが見られる事の喜び
匂いを感じとれる事の喜び

忘れていた事
いつも手軽な値でそこで売られていたから
ものを食べられる事の幸せ
命を頂いている事への感謝の気持ち

昨日息していた牛は
今私の胃袋で消化され
私を生かしてくれる
エネルギーとなる

その牛は昨日まで
何を考えて暮らしていたのか
私は想像すらしないで
お皿に残した 肉のかたまり
それは昨日まで息してた
命のかたまり

箸を作るため、紙を作るため
沢山の木を切り倒し続けた人間

木は目に見える血を流さないから
木は目に見える涙を流さないから

命が切り刻まれてゆく音を
リアルに感じとれない人間達は
それを平気で切り倒す
沢山の命を平気で切り刻む

いつしか頂くことへの
「ありがとう」の気持ちすら忘れて
都会に疲れた私は、都合良く
「森に帰りたい」なんて言って
それは人間にとって
すごく都合が良すぎる台詞

自然は、言葉を持たないから
木が何かを訴えていても
それは人間の耳には聞こえない音
通り過ぎてしまう 叫び声

ごめんなさい。
無力な人間が
自分達に聞こえない音を無い音と決めつけて
ごめんなさい。
切り倒される時の痛みを
植物の血が見えない人間が無いものと決めつけて

一つ一つ「ありがとう」って味うこと忘れないで
そうしたらきっと「報われない」
とかゆう言葉言えなくなると思うんです。
「ごめんなさい」「ありがとう」
シンプルだけど大切な気持ち。。


by いろは
7月30日(水)21:06 | トラックバック(0) | 料理 | 管理
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